インソール
投球障害を紐解く
投球障害には様々な要因が絡み合っています。単純な「投げすぎ」もありますが、投球フォームも重要となってきます。ただ、投げ慣れたフォームを簡単に変えることはパフォーマンスを下げる結果となり、むしろ投球障害の要因にもなります。何を改善しどうやって正すか、専門家の分析が必要です。
全身を連動させて投球する事が重要です
投球障害には様々な要因が絡み合っています。単純な「投げすぎ」もありますが、投球フォームも重要となってきます。ただ、投げ慣れたフォームを簡単に変えることはパフォーマンスを下げる結果となり、むしろ投球障害の要因にもなります。何を改善しどうやって正すか、専門家の分析が必要です。
投球障害に繋がる動作の特徴は様々な研究から明らかにさせています。例えば肩‐肩‐肘ラインやラギングバックなど動作分析するポイントがあり、一連の投球動作から問題点を絞り出し、その問題を解決するフィジカルケアが必要です。フィジカルケアを施す部位は、症状が生じている肩肘だけでなく、肩甲骨や胸郭胸椎、股関節まで全身にかけてケアが必要となります。
肩、肘、肩甲骨の可動性を出す手技や動的安定性を高める筋促通エクササイズなどで、細かく丁寧に筋関節機能を改善していきます。そして、投球障害改善に特化したエクササイズで投球動作に落とし込みます。
実際の投球動作についても細かく関節の使い方について説明し、選手にとって受け入れやすい方法を、反応を見て、相談しながら対応していきます。投球動作の調整はパフォーマンスに影響を与えるので慎重に行います。うまく選手が効率の良い動作を取り込めると、投球障害予防だけでなくパフォーマンスアップにもつながります。